ついにというかやっとレクサスRXの3人乗りロングVer.が発売になりましたね。
思えば去年から出る出ると言われていたのですが中々出ないな~ということで待っていた方も多かったかもしれません。
さてこの3列シート版のレクサスRXの最も気になる事の一つとして通常版のRXより全長がどれくらい伸びて、ホイールベースがどのくらい伸びたのか?というところでしょう。以下より比較してみます。
RX450hLとRX450hの比較
※全長がRX450hLは5,000mm、RX450hは4,890mmと110mm長くなった。ホイールベースは同じで変わっていない。
RX450hL(3列シート)
全長×全高×全幅=5,000×1,895×1,725(mm)
室内長×室内高×室内幅=2,775×1,200×1,590(mm)
ホイールベース=2,790mm
価格:7,690,000円(AWDのみ)
RX450h
全長×全高×全幅=4,890×1,895×1,710(mm)
室内長×室内高×室内幅=2,230×1,200×1,590(mm)
ホイールベース=2,790mm
価格:6,307,000円~7,436,000円(AWD)
結局ロングはどう変わったのか?
RX450hロング(3列シート)はおしりの部分が伸びたということです。
(上がRXロング、下が普通のRX)
微妙な違いですがお尻が伸びています。ただホイールベースという前輪軸と後輪軸との距離は変わっていません。そういったことでバランス感で考えるとちょっと「美しくない」と感じる方もいらっしゃるかも?
ただ何というかホイールベースをロングに合わせて設計し直すとすればまた違った車種になってしまい、車体価格も更に上がってしまう懸念はあると言えるでしょう。
室内長は広がっていて分割可倒可能
また室内長という車内の室内の広さというか長さがかなり変わっています。
RX450hL=2,775mm
RX450h=2,230mm
ということでかなり違います。全長は110mmしか長くなっていないのに何で室内長がこんなに長くなっているのかと言えばこれはラゲッジスペース(荷室)が3列目になっているということでしょう。
普通のRXはかなり荷室が大きい車種です。デカくて2列なので後ろにラゲッジスペース(荷室)にかなり余裕がある。そのスペースを伸ばして3列目を置いたのがRX450hLということになります。
ただ3列目を使用していてもラゲッジスペース(荷室)がある程度確保されているというところもRX450hLの魅力でしょう。またRX450hLの3列目だけは電動格納式で分割可倒(左右どっちかだけ倒すのが可能)になっています。
RX450hLと通常グレードの価格差はどうか?
RX450hLは一種類しかありません。通常グレードのRXは3種類あって選べるのですがロングはそうはなりません。
ハッキリ言えばRX450hLとはRXの最上級グレードversionLの3列シート版と言っても良いでしょう。versionLの特徴と言えばセミアニリン本革シート標準装備なんですね。こちらがRX450hLにも標準装備となっていてその他の装備もしっかりと付いています。
■RX450hL…7,690,000円
■RX450h”versionL”…7,436,000円
価格差は254,000円です。正直な話、この価格帯の車になれば2列シートが良いのか3列シートが良いのかということになるでしょう。価格差は25万円くらいですが”誤差”レベルですから余り気にならないのではないか、と。
ベースグレードと較べてしまうと100万円以上違うのですが、そもそも最上級仕様しか3列シート車はないと捉えて良いです。
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