ホンダヴェゼルに2019年1月、1.5Lターボ車であるTOURING・Honda SENSINGが追加(新発売)されました。
意外というかヴェゼルにはこれまでターボ車はありませんでした。
ただ発売されて気になったのはその価格です。
TOURING・Honda SENSINGはFF車のみの発売で税込み8%の2,903,040円とハイブリッド車よりも高い価格設定になってしまいました。一体何があったんでしょうか…?
価格高騰の原因は装備を盛りすぎた?
今回のTOURING・Honda SENSINGの価格高騰の原因はつい装備を盛りすぎたことではないかと思われます。先般発売された新型CR-Vと同じ現象がここでも起こっているようです。
★TOURING(1.5Lターボ)の特別装備
■TOURING専用エクステリア
(ヘッドライトガーニッシュ※ブラック塗装、フロントバンパーロアーグリル)
■ルーフレール標準装備
■エキパイフィニッシャー(左右2本出しマフラー)
■TOURING専用コンビシート&専用インテリア
■パフォーマンスダンパー(TOURING専用)
■アジャイルハンドリングアシスト
■18インチアルミホイール(グレー塗装)
まずTOURING専用エクステリアということで他のヴェゼルとは若干顔が違うのでパッと見で差別化されていると言えます。
また内装もTOURING専用コンビシート(ダークグレー〈ウルトラスエード®〉/ブラウン(コンビシート))と専用インテリアということで差別化が大きいです。
そして左右2本出しのマフラーはスポーティーで格好良いポイントです。
TOURINGはRSと装備は似ているが42万円高い
TOURING(1.5Lターボ)は普通のガソリン車の最も高いRSというグレードより実は428,040円も高いです。
【ヴェゼルガソリン車価格表】
グレード | エンジン | 駆動 | TM | 燃費 | 車体価格 |
G Honda SENSING | 1,496cc | FF | CVT | 21.2 | ¥2,075,000 |
G Honda SENSING | 1,496cc | 4WD | CVT | 19.6 | ¥2,291,000 |
X Honda SENSING | 1,496cc | FF | CVT | 21.2 | ¥2,165,000 |
X Honda SENSING | 1,496cc | 4WD | CVT | 19.6 | ¥2,381,000 |
RS Honda SENSING | 1,496cc | FF | CVT | 20.2 | ¥2,475,000 |
TOURING・Honda SENSING | 1.5Lターボ | FF | CVT | 17.6 | ¥2,903,040 |
表では一番下の2つなんですが一般的なグレードと比較すると高額な車種になっています。それだけ装備が多いということでもあるのでしょうが、ヴェゼルが300万円か~と思うとどうなんでしょうね。
もっともハイブリッドの最上級グレードのHYBRID Z Honda SENSINGの4WDは292万円もしますからこのターボ車がヴェゼルでは最高価格ではありません。
ヴェゼル1.5Lターボ車はホンダ愛が試されるグレードだ
このヴェゼル1.5Lターボ車であるTOURING・Honda SENSINGは価格設定が明らかにおかしいと思います。
コンパクトSUVのFF車で290万円もするのはC-HRのハイブリッドの上級車やCX-3ディーゼル車の特別仕様車となります。
またあと30万円足すと同メーカーのCR-Vターボ車の下のグレードが買えてしまいます。そんなことを言ったらキリがありませんが、ヴェゼルのターボ車が1グレード構成だったのはやや残念ですね。もう少し買いやすい価格設定のグレードもあって良かったのではないでしょうか。
250万円前後なら気軽に買って乗れた?かもしれません。
ヴェゼルってユーザーからすると気軽に買って、気軽に普段使いできるという車なんですよ、ホンダさん…。
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