【こちらはヴェゼル・2017.2一部改良モデルの情報です】
ホンダ・ヴェゼルのグレード選びを考えていきます。
まず最初に考えるべきことはハイブリッド車かガソリン車のどちらにするか?です。
価格差は同グレード間比較でベースグレードが35万円、XとRSが38万円、ハイブリッド車の方が高いです。
実は燃費差がそんなに無いので維持費も思った以上には違わないので実際はガソリン車でも十分かもしれません。
ヴェゼル・ハイブリッド車編
ヴェゼルのハイブリッドは4グレード構成でガソリン車よりもグレードが多くこちらの方が売れているので力が入っていると言えます。
HYBRID
FF:2,270,000円(27.0km/L)
4WD:2,486,000円(23.2km/L)
HYBRIDはハイブリッド車のベースグレードです。装備をできるだけ簡素にしてこの価格を実現したモデルです。
安全装備であるHonda SENSINGは装備されていません。※自動ブレーキなどありません。しかしクルーズコントロールは付いているという謎設定です。
装備はハロゲンヘッドライト(フォグランプ無)、16インチスチールホイール(フルホイールキャップ)、ハイブリッドでは唯一のオーディオレス車となっています。
HYBRID X・Honda SENSING
FF:2,500,000円(26.0km/L)
4WD:2,716,000円(23.2km/L)
HYBRID X・Honda SENSINGはその名の通りHonda SENSING標準装備となるハイブリッドの中間グレードです。価格差はベースグレードより23万円高となります。
装備はLEDヘッドライト(ハロゲンフォグランプ)、16インチアルミホイール、本革巻ステアリングホイール、自動防眩ルームミラーなど装備が充実しているグレードです。
HYBRID Z・Honda SENSING
FF:2,670,000円(23.4km/L)
4WD:2,886,000円(21.6km/L)
ハイブリッド車の上級グレードです。ホンダセンシングは標準装備です。Xとの価格差は17万円です。
その他にはLEDヘッドライト(LEDフォグランプ)、17インチアルミホイール、コンビシート(Z専用インテリア)、パフォーマ ンスダンパーなどが標準装備になります。そしてルーフレールは何故かFF車だけ標準装備、4WD車はメーカーオプション(120,600円!)で価格が極めて高く、謎です。
またハイブリッドではZだけ本革シート(黒のみ)が選択できてオプション価格は76,300円となっています。これは安いです。ただZ専用のコンビシートも良いので敢えて選ぶべきか悩みどころです。
そして1番の特徴は「カラードボディロアガーニッシュ」という長たらしい名前の装備でこれはタイヤの上周りなど下の縁がボディーカラーと同じ色のエアロが付くことで車体が全部同じ色になります。これはZだけの装備。他のグレードですと周りが黒の縁取りになります。
Zはボディーが同色になる
他は縁が黒いカバー
見た目が違うということですね。全部同じ色だと高級に見えるような気がします(笑)。
HYBRID RS・Honda SENSING
FF:2,770,000円(25.6km/L)
こちらはRSと言ってスポーティーなグレード。FF設定しかありません。
シートがウルトラスエードで18インチアルミホイールを履いています。またフロントグリル、ボディロアガーニッシュ、ステアリングホイール、パフォーマンスダンパーなど全てがRS専用となっています。価格も1番高くZより10万円高。
ホンダと言えばスポーツですからRSを選ぶ方も多いです。
ハイブリッドは何が良いのか?
ヴェゼルのハイブリッド車でどれを選ぶべきか?と言えばバランス感では中間グレードのX(FF:2,500,000円)が良いでしょう。FF車で250万円ということでまあまあなお値段。
ベースグレードですと安全装備のホンダセンシングすら付いていないので装備が充実しているXが良いでしょう!そしてXにあと17万円足せば最上級のZになります。X以上が好ましいです。
ヴェゼル・ガソリン車編
G
FF:1,920,000円(20.6km/L)
4WD:2,136,000円(19.0km/L)
Gはガソリン車のベースグレードです。200万円前後の価格設定で、本来であればこのくらいの価格がこのクラスの車種なら妥当なのでは?と思ったりもします。
ただ装備は寂しく、ハロゲンヘッドライト(フォグランプ無)、16インチスチールホイール(フルホイールキャップ)で余計な装備がほとんどありません。スッキリして逆に良いかもしれませんね。
エアコンはありますのでご安心を。オーディオレスでホンダセンシングも当然無しです。
X・Honda SENSING
FF:2,120,000円(20.6km/L)
4WD:2,336,000円(19.0km/L)
Xは装備が充実したホンダセンシング標準装備のグレードです。ベースグレードとの価格差は20万円。
ハイブリッドXと同様に装備はLEDヘッドライト(ハロゲンフォグランプ)、16インチアルミホイール、本革巻ステアリングホイール、自動防眩ルームミラーなどとなっています。
RS・Honda SENSING
FF:2,390,000円(19.8km/L)
RSはスポーティーなグレードです。Xとの価格差は27万円と(ガソリン車はZが無い分)開きが大きく感じます。こちらもFF車のみ。
装備はシートがウルトラスエードで18インチアルミホイールを履いています。またフロントグリル、ボディロアガーニッシュ、ステアリングホイール、パフォーマンスダンパーなど全てがRS専用となっています。
ガソリン車は何が良い?
ガソリン車もXがオススメです。Gは装備が簡素過ぎるので安全装備が標準装備であるXしかないでしょう。
RSは好き好きでしょう。27万円差が許容できるなら、です。
【結論】ヴェゼルは何を買うべきか!?
価格を抑えるならガソリン車・ハイブリッド車共にXグレードがオススメです。安全装備のホンダセンシングは付いていた方が良いです。その他にも装備がプラスされてそれなりに満足感は得られるでしょう。
上位グレードですとハイブリッドにしかないZがオススメです。やはり外観が差別化されていて見てて1番高そうに見えますね(笑)。ガソリン車にはZが無いので諦めるしかありません。
またRSも実際に見た感じは悪くありませんでしたが「今は余りスポーツがもてはやされる時代ではない」ということが言えますし1番高いのがネックです。
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