2019年版の国産SUVを買うならランキングです。
ミドルサイズSUV編ということで対象車としては全長4,500mm前後の中間サイズ、ファミリーユース可能なSUVということになります。
ランキングは何が基準か？と言いますとSUVとしての自動車性能+カッコ良さがランキングの基準となっています。ファミリーユースの利便性や燃費がすごく良いということは余り考慮に入っていません。
SUVらしさがランキング上位の鍵です。
【2019年版】ミドルサイズSUVランキング
フォレスターはミドルサイズのSUVとしてはとにかく高性能で4WDの走破性+街乗りや高速走行も得意とオールマイティーさが売りです。
その外観は無骨で男らしく「先代モデルと全く変わっていない」という評価にもスバル広報は一切ひるむこと無く「（他社の）奇抜なデザインのようなことはせず機能性を優先させた」と言い切っていましたので、その姿勢は「ほとんど先代と変わっていない見た目以上にアグレッシブである」と言わざるを得ませんでした。。
それだけスバルはこの車に対して自信があるのでしょう。それが証拠にデザイン性が今一つなのは事実にも関わらず、発売当初からフォレスターは軽自動車ばかり走っている日本でも結構売れているのです。雪国の人達がこぞって買うような安価な車体価格でもないのにかなり売れているということは全国のスバルファンがその実力を信じて買っているんだな～と思いますね。
筆者としてはフォレスターはこのクラスのSUVの車性能では1,2を争うがカッコ良さに欠けていて、スバルが言う「機能性を優先させたデザイン」という意味が今一つピンと来ませんでしたので第5位です。コミコミ総額で300万超え確実な車なんだからもっとやれたんじゃないのか？スバルだってやれるだろ？と思うのです。
SUBARUフォレスター【価格】280万～309万円
エクリプスクロスってミドルサイズなの？（全長4,405mm）と思われるかもしれませんが大体ミドルくらいと考えて下さい。
昨年出た新車種で三菱にしては久しぶりのヒットした車です。
やはりSUVとしてのカッコ良さがよく表現されている車で国産車に不足がちな存在感が強くて好きです。きっとあなたも好きになれるのではないかと思います。4WD性能が高くターボ車で運転していて楽しいタイプ。今年はついにディーゼル車も登場するという噂ですのでますます人気が高まるでしょう。
エクリプスクロス【価格帯】253万～310万円
実はエクストレイルってミドルサイズSUVでは売上台数ナンバーワンです。何だかんだ日産は言われていますが頑張っていてこのエクストレイルも一番売れているんですね。
その理由は多分安いからだと思います。本体価格が他のミドルサイズより安めで更に値引き率も高めなので「お、意外に安いじゃん」ということで購入に至ることが多いのでしょう。
正直な話、他のミドルサイズは高級仕様が多く総額の見積もりを出すと（冗談ではなく）目ん玉が飛び出るような車種もあるので、例えば「できれば安く済ませたいが新車が欲しいし今流行りのSUVでしかも大きめのやつが良い」という何だか欲張りなことをお考えの方には日産エクストレイルが合うと思います。予算的には一番マッチング率が高いです。
それでいて見栄えも全く見劣りしなく車格が大きくて立派なんですよねこの車。
※ただ安全装備をフル装備にしちゃうと高くなるのでそこは注意した方が良いです。
エクストレイル【価格帯】223万～380万円
思えば2012年にマツダから「何か変わったデカイ車が出てきたな～」とかそういう感慨しかなかったCX-5ですが、2019年の今見るとずいぶんと外観が洗練されてSUVという車自体も見慣れてきてこれがカッコイイ車なんだと洗脳されてきたような気がします。
このCX-5という車は経営危機であったマツダを救った車種であり今もその収益を支えています。マツダが最も力を入れているのはこのCX-5で現在は1年に2回くらい商品改良してるんじゃないのか？毎年マイナーチェンジしているんじゃないのか？というくらいに大幅な改良を繰り返しています。
ですから最初に買った人は泣いているところがあるものの最新のCX-5は本当に良い車になっています。
この車は見た目の良さも国産SUVでナンバーワンですし（だと思う）、SUVとしての車性能も非常に高いものがあります。安全装備もレベルが高いのです。弱点は余り無いです。なぜなら毎年弱点を克服してくるからですね。
ただ強いて上げれば車体価格は毎年のように上がっていて高い車になってしまいました。最初は200万円台の「何か変わった車」で買いやすい車だったのに、今では”300万円超えは当たり前の高級車然としている”のは変われば変わるものだといったところでしょうか。
私が今欲しいのはズバリこのCX-5であり、どうやらCX-5と新型Mazda3どっちにするか必死に悩んでいる人も多いとのことですが果たしてどちらが正解なのか…？
CX-5【価格帯】246万～352万円
2019年に買うならランキング・ミドルサイズ編、堂々の第一位はトヨタRAV4です。
トヨタRAV4が良い理由とは
■トヨタの世界戦略車で品質が高い（米国で一番売れている乗用車SUV※2017年です）
■内外装はグローバル向け車種だけにトヨタ車だが洗練されている
■トヨタは最も壊れにくいタフ（新車で最も長持ち、信頼性が高い）
■安全装備はトヨタセーフティセンス第二世代（自動ブレーキ性能は夜間歩行者対応で首位）
■評価が高くないトヨタの4WD性能を新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」で改善してきた
2019年モデルであるこのRAV4という車種はトヨタにとっては特別な車種であると言って良いでしょう。日本では余りピンと来ない雰囲気はありありとしているのですが、世界の自動車メーカーが集まる北米において全ての車種の中で最も売れている乗用車がRAV4なのは驚きであり、プリウスなんかとは比較にならないほどにトヨタが力を入れて開発しているのがこのRAV4という車種だと言えます。
何と言ってもプラットフォームはレクサスESやカムリそしてアヴァロンなどの上位車種と同様のGA-Kプラットフォームを採用しており、RAV4がこのクラスの車種であるということを意味します。
トヨタの今の最新装備がほぼ付いていて上位車種なのに車体価格は300万円を切る（米国価格は280万円～）ところからスタートな訳ですからお買い得な車種であるのは間違いありません。
やはり「買って損はないよな、この車」と思わせるところはさすがですね。300万円も支払ってそう思わせる車というのは中々無いでしょうから、（個人的な思い入れを抜きにして客観的に考えると）今年のベストバイはこのRAV4で決まりでしょう。
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