新しいRAV4のAWDって新開発されて3種類に増えました!スゲー、…とか言われても全く意味不明じゃないですか?
もういろいろ情報が多いので何のグレードが何のAWDなのかなんて調べる気にもなんねえよっていう感じの方も多いかと思います。
結論から言えば「G・ZパッケージとAdventureを購入する人のみが新しいAWDになります」、それ以外のグレードはほぼ従来どおりのトヨタの4WDなので余り気にする必要なし!です。
以下よりもう少し分かりやすくまとめてみました。グレード毎に分けたので詳細の説明になります。
RAV4のグレード構成は以下の通りです
まずRAV4のグレード構成は、
■G・ZパッケージとAdventure
■GとX
■ハイブリッド
…というようにAWDの違いで分けることができます。この分け方で覚えておくとわかりやすいです。
①ダイナミックトルクベクタリングAWD
これはRAV4の一番良いAWDです。
こちらを装備しているのはG・Zパッケージ(ガソリン車の最上級グレード)とAdventureになります。Adventureは外観が違うオフロードイメージが強いグレードで説明は必要ないですよね?
この2つのグレードのみが装備しているのがダイナミックトルクベクタリングAWDです。
このAWDの最大の特徴とは後輪のトルクが左右で0~100の比率で自動で配分されることです。例えば後輪の左が空転してしまったら左の後輪にトルクを与えても無駄ですよね?
そういった場合には右の後輪にトルクを100%伝えて後輪は片輪だけで悪路から脱出できるという優れたAWDになります。
左右独立のトルク配分を2つのカップリングで行うAWDはトヨタが初めてであり新開発のAWDという触れ込みは間違いではありません。これがAWDでは一番の目玉で特別なAWDです。
また燃費にも配慮されており不要な状態では後輪へのトルクを切って低燃費に貢献します。そういった意味ではスタンバイ式のAWDでもあるということです。
ダイナミックトルクベクタリングAWD
こちらは従来型のAWDでハリアーのガソリン車と同じものです。
ですから普通のトヨタのスタンバイ式のAWDでありこちらは新開発のものではありません。
こちらはG(ガソリン車の上級グレード)とX(エントリーモデル)のAWD車の装備です。
AWDの能力としては普通で雪が降ったら安心くらいな装備になります。悪路の走破性が高いというAWDではないので悪路を攻めるということは止めましょう(笑)。
基本的には前輪駆動で走っている燃費に優しいAWDとなります。
E-FOUR
こちらはハイブリッドのAWDです。
「後輪トルクの出力を増加させた上で、前後輪トルク配分を100:0~20:80へと高めて、より緻密に制御。旋回時に、思い描いたターゲットラインを的確に捉え、車両の挙動を安定させます」(※トヨタ公式より)
というようなことで従来型のハイブリッドのE-FOURよりもトルク配分を高めた仕様になっています。これもRAV4だけの仕様でRAV4への力の入れようは凄いです。
RAV4のAWDまとめ
RAV4のAWDをまとめますとまずG・ZパッケージとAdventureが特別な新開発のAWDを装備しているということです。
やはり高いグレードは特別でありその他は普通のAWDなんだなと覚えておけば十分です。
他のグレードは従来通りのトヨタのAWDであると考えて良いでしょう。ハイブリッドは多少トルクが高められていますが基本的な仕様は変わりません。
全く難しいことはなかったですよね?新しく覚えるというか気にするところは上記の通り、G・ZパッケージとAdventureを買う場合のみです。
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