こちらではトヨタRAV4のここはダメ!という部分についてフォーカスしてお伝えしていきます。
結構巷では新型トヨタRAV4の良いところばかり言われているのでここはちょっと良くないのでは?というところも見ていった方が良いでしょう。
この車を買うにしても全部が良いと思って買うよりも予めここはちょっとネガティブだよな~と知りつつ買った方が落胆が少ないでしょう。
パーフェクトな車なんて無いですしトヨタRAV4はちょい高めと言っても3~400万円の車ですからネガティブな面はあるのは当然です。
トヨタRAV4のここはダメ!①経費削減が多い
まず第一に①経費削減が多い車だな~というところがあります。
ヘッドライトはLEDなのですが、ウィンカーや室内灯は非LEDで電球です。
ウィンカーは特に昔ながらのオレンジにモワッと灯る電球仕様で今どきのSUVとしては物足りない仕様となっています。
室内灯なんかは早くもLEDに自作で変えている方も多いようで、ウィンカーについても自分でLED化させている方もいらっしゃるようです。
あとは細かいところではLDEヘッドライトはガソリン車が何故かリフレクター式(反射式)でハイブリッド車はプロジェクター式になっていて何でガソリン車だけ今どきリフレクター式??というちょっとした経費削減がそこはかとなく散りばめられている感があります(リフレクター式 プロジェクター式)。
トヨタ車はどうもハイブリッド車とガソリン車でこのヘッドライトの方式が違ったりするケースがあるようですね。これは知らねえよっていう話でもあります、はい(笑)。
とにかくココらへんは今の所、オプションも無いので自作で(他作で業者さんに頼んでもいいですが)変えるしかありません。付加価値が多いSUVなのに細部が貧弱な装備になっていたりするのは残念なところです。
内装についてもプラスチッキーな部分が多く外人さんからは「トヨタらしい」「壊れないと思うけど何かグラグラする部分がある」といった意見もあるようで明確な手抜きじゃないんでしょうが、ちょっと削っている部分が見られるようです。
ボディー剛性も不足気味…
経費削減の項に付随してRAV4のボディー剛性についても言及しておきましょう。
正直、日本車らしく?新型RAV4はボディー剛性も不足気味であるという評価はすでにあります。ちょっとケチったというかボディー剛性という観点からすると骨格の補強は不足気味のようです。
もっとしっかりやればできたでしょうがここも経費削減されている部分かと。
ただ衝突安全性は高く、そちらは問題がないということで日本車らしい実用的な車です。
経費削減についての補足
ハッキリ言ってRAV4は経費削減されているところはされています。これは揺るぎない事実。
しかし安全装備などは充実していて全車・標準装備です。ですから内装やその他装備は豪華ではないが絶対に必要なものは揃っているということを考えれば全部が全部、経費削減されている車ではないと言えるでしょう。大事な基幹部分はちゃんとしていると言えます。
トヨタRAV4のここはダメ!②日本仕様は2.0LでCVTに
トヨタRAV4のダメな部分と言えば日本仕様は何故かCVTで2.0Lであるという点でしょう。
ここがすごい気になるという方も多そうです。
アメリカでは8ATの2.5Lエンジンを搭載していて非常に快適というか1.6トンを超える車重からすると妥当な組み合わせになっていると思います。
日本仕様は経費削減されたと言われればまたしょうがないのかもしれませんが、それでも高い車ですよね、300万円以上なんですから。総額ではガソリン車でも400万円に到達しますしそれなのにこの組み合わせか!(CVTで2.0L)というのは納得が行かねえよなっていう意見もあるかと思われます。
いまのところ、CVTで2.0Lという組み合わせについて「これは良くない」と不満を言うメディアは皆無のようですが(逆に快適だ、スペック以上に良いという声が多い…)、さすがにそんなに良くはないと思われます。
ハイブリッド(2.5L)の方がむしろ走りは良いです(400万円以上しますが…)。
ガソリン車を買うならそう思って買うなら不満も薄れるのでは…?
尚、どうして日本仕様がこうなったのかは不明です。
トヨタRAV4のここはダメ!③遊び心は無くアドベンチャーは見かけだけ
③点目としては今回のトヨタRAV4はデザイン面でもアウトドア、SUVらしさを前面に押し出しているものの中身は完全にただのトヨタ車、いつものトヨタ車であることが欠点といえば欠点でしょう。
アドベンチャーというグレードは特にオフローダーなイメージが強いのですがやっぱりこちらも至っていつものトヨタ車であり、安心感や長く乗れる信頼性などはありますが面白みに欠けるのは事実でしょう。
ですからRAV4という車はミニバンライクな車であって(ファミリーユースという意味で)、乗って楽しい、運転が楽しいというパーソナルな部分が強い車ではないということは言えます。
見かけはアドベンチャーは特に男子が好きそうなSUVなんですが、乗ってみるとすごい普通な車であるというところがメリットでもあり、デメリットであると言えると思います。
総評:新型トヨタRAV4
今回の5代目である新型トヨタRAV4はその見た目とは裏腹に没個性的な車であるということが言えそうです。
車は見た目だ!という方にはアドベンチャーがおすすめですが中身はすごく普通です。
新型トヨタRAVとは安全パイであり、欠点が少ない車であり、逆に言うと面白みに欠ける車です。
価格は若干高めですが高級車でもないですし、例えばC-HRのような尖ったキャラでもない。
家族がいる人向けの車だな~と強く思いました。
尚、今度は7人乗りの仮称”新型ヴァンガード”がRAV4ベースで発売されるそうなのでいよいよSUV界のミニバンという称号がこの車には妥当であると言えそうです。
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