ヤリスクロスはどうやら世間では売れに売れているようです。
10月時点の納期としては早くても12月、グレードによっては来年になる見込みです。まあ売れに売れているという話からすると納期が2~3ヶ月であれば(最近の傾向からすると)早い方だと感じる方も多そうですね。
意外と余裕があって半年待ちとかにはなっていないので供給をはるかに上回る受注があった車種ではないことが伺われます。
ヤリスクロスの残念なところとは?
ヤリスクロスは燃費が良く外観も今風のSUVという感じで好評です。C-HRは奇抜だという人は多かったのですがヤリスクロスは概ね評判が良い外観です。
ただ残念なところが一点ありますね。それは内装が今ひとつなところです。
下のグレードはしょうがないんですけど、最上級グレードがうーーんな仕上がりです。
Z(最上級グレード)
Gグレード
Xグレード
元の車がコンパクトカーのヤリスだけに内装が簡素なのは致し方ないことですがSUVとしては物足りない内装となっています。
Z(最上級グレード)が特に不満が多い
こちらが最上級グレードであるZの内装ですが茶色に白っぽいシートになっていますね。この色使いも何ともチープ…。最上級なのにこの色は嫌だなと思ってしまいます。
ただ最上級グレードが最も売れているそうでその他の装備内容が良いからかもしれませんね。
「色が気に入らない人はシートカバーを付けたら良いですよ」なんていう意見も見たんですが何が悲しくて最上級グレードのシートにシートカバーを付けないといけないのでしょうか?
一番見た目が良いシートの筈なのにこんな感じになっちゃっていますので世間の評判も芳しくないのではないかと思うのです。(私だけじゃないと)
また赤丸で囲んだ部分のシフト周りのデザインが何とも安っぽいのがヤリスクロスの内装の嫌な部分です。
若干ポップな感じにしたのは分かるのですが、どうしても軽自動車寄りに見えるデザインでそういった雰囲気もちょっと無いよなって思います。
ハイブリッドのZグレードですとコミコミで300万円近く行っちゃいますからね?
まあ余り高級にしてしまうと今度は車体価格に響いてしまうのでこれはこれで頑張った方なのかもしれません。ただそうは言っても「高級感の無さというよりこのテイストが今ひとつだな」と感じる部分が多いのが悔やまれる最上級グレードの内装でした。
外観と内装の落差にガッカリ?
内装に不満を持ってしまう理由とは外観と内装の落差にガッカリしてしまうからかもしれません。
ヤリスクロスの外観は元がヤリスとは思えない程、洗練されたモノになっていると言えます。それだけに内装の質感とのギャップは大きいです。釣り合いから言ってもっと洗練されたモノにできたのではないかと思われます。
マツダのCX-3なんかは非常に高級感がある内装になっていて今は1.5L車が出て安く好評です。CX-3は全く売れなくなった時期もありましたが盛り返してきたのはそもそもの高級感があるからでしょう。
一番安い15S(1,892,000円)でもこの質感です
それに比べてヤリスクロスのガソリン車のZは220万円~ですから若干残念な感じがします。比較するとどうも購入意欲が削がれるのが本音ですね。内装が良かったらもっと評価は高まったと思います。
高いモノを使えというよりもっと高く見える工夫が必要だったのではと。軽自動車っぽいです。
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