三菱エクリプスクロスが2018年3月より発売されますね。
ただ気になったのが1.5Lターボ車のみの発売ということです。
当初はデリカと同様のエンジンで2.2Lディーゼルモデルとして発売されるという情報でした。
しかし蓋を開けてみると1.5Lターボ車で発売ということで「おや?」と思ったのですがディーゼル車で発売されるという話はどうなったのか…。
ディーゼル車は欧州向けなので延期!が実態のようだ
2017年の段階でもすでに2.2Lディーゼルとしてエクリプスクロスが発売されることは計画されていました。
以下の商品企画責任者の方へのインタビューを読んでみても分かるようにターボ車とディーゼル車を併売する予定だったのは間違いありません。ただしディーゼルは欧州向けという意味合いが強いのが特徴です。
—–ガソリン車とクリーンディーゼル車のラインナップとなりますが
「ガソリン車は、三菱の新開発1.5Lダウンサイジング直噴ターボエンジンで、それを基本に全世界展開しようという計画です。ダウンサイジングターボは今の時代の潮流ですし、さらに進化した2.2L クリーンディーゼルターボエンジン(8AT)ではヨーロッパのディーゼル市場を抑えたいという狙いも当然あります。ヨーロッパでは半数以上がディーゼル車というディーゼル文化なので。」
『エクリプス クロスは人生を賭けたクルマになる』 商品企画責任者 : 林祐一郎氏インタビューより
2.2Lクリーンディーゼルターボエンジン(8AT)ということでデリカD:5の6ATを8ATに改良したエンジンを搭載する予定だったとのこと。
ただ現在では欧州にてディーゼル不正問題が深刻化した結果、あからさまなEV(電気自動車)シフトになっています。おそらく欧州では本気でEVをやるなんていう気はないんでしょうが、ディーゼル不正問題の話題逸らしで急にEV、EVと言い始めているように思えますね・笑。
そういう経緯もあって三菱ではディーゼルモデルの販売を見送ったようです。「開発が間に合わなかった」ということはないんじゃないでしょうかね…。
何と言っても8AT→6ATになったとは言え既存の2.2Lディーゼルエンジンですから新開発の1.5Lターボエンジンなら分かりますが、ディーゼルモデルの開発が遅れたということはありえないでしょうね。。。
クリーンディーゼルはいつ発売される?
発売が見送られたのは欧州のディーゼル不正問題のせいだとすると、ディーゼルの発売はしばらく無さそうというのが実際のところかもしれません。
一説には「エクリプスクロスのディーゼルモデルは1年後には発売されるだろう」ということも言われているのですが、そもそもの原因が解決されない限りは発売は難しいのではないかということです。
俗に言うお蔵入りもあり得る展開でしょう。
まあハッキリしたことは一切分かっていないので何とも言えませんが、こういう一連の状況を考えると1年後には発売されるだろうというのは本当なのかな~と思ってしまいます、といったところで今回の記事は終わりです。
※ただディーゼルは出ないということではありませんのでもう少し(一年くらい)様子見をしても良いでしょう。
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