日本では売れているとは言い難いRAV4ですが米国ではトヨタの売上を牽引する程の売れ行きで日米の自動車に対する感覚の違いが大きいのだなあと感じられます。
トヨタの北米販売はRAV4が牽引し、前年同月比13.3%増と絶好調!
2015年2月のトヨタの北米販売は、18万467台で、2014年2月から13.3%増と好調なセールスになっています。
「トヨタ」ブランドは12.1%増の15万7472台、「レクサス」は22%増の2万2995台。トヨタで大きく貢献したのが33%増となるRAV4で2万1943台と2月としては最高記録を達成。
ただRAV4の場合は日本では実は昔の3代目のままでかなり古い型になっています。
対して海外ではRAV4は4代目にフルモデルチェンジして、アメリカで売れているという訳なのです。
何故日本ではモデルチェンジされないのか?
これは簡単に説明すると現行の4代目RAV4の車体の大きさでは売れないので日本では見送られているということになります。
日本市場で求められているのは現行のRAV4よりも一回り小さいコンパクトSUVじゃないの?という話。
北米ではミドルSUVとかコンパクトと思われている可能性が高いRAV4ですが、日本に来ると若干大きいと言えます。
その割に縦に大きなミニバンがかなり売れているのは不思議と言えば不思議なんですが。
次期・新型RAV4はコンパクトSUVで?
まだ決まっていないとは思うのですが、噂では日本で発売される次期RAV4はコンパクトSUVになると言われています。
スペックは現行の2.4Lエンジンからダウンサイジングしてターボ車になる見込み。
RAV4はガソリンターボモデルのコンパクトSUVに。ハイブリッドのコンパクトSUVはおそらくプリウスSUVなんじゃないかという憶測が有ります。
確かにプリウスでもSUVを作るんだという話は前々からあります。いつになるのかはさっぱり分かりませんが…。
現行のRAV4も広くて悪くない
現行のRAV4の良さというのは室内が広いということでしょう。
エンジンも2.4Lで余裕がある走りで、神経質にダウンサイジングされていないところがメリットです。
その分、若干維持費等は余分に掛かるかもしれませんが、車体価格は値引きが大きいことからトータルで見ても割安感があります。
ファミリーカーとして見るなら悪い車ではありません。
ミニバンには乗りたくないんだよな~とお考えの方には割りと良い車です。
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