LEXUS UXがついに発売になります。2018年11月発売とそれまでは紆余曲折を経て長い道のりだったように思えます。
当初はLEXUS CTがフルモデルチェンジしてその派生車としてコンパクトクラスのSUVであるUXが発売されるなんていう話もあったんです。
しかし蓋を開けてみるとUXは単体で発売されてエンジンも全く新しいモノを搭載しています。
UXは「LEXUS版C-HR」ではない?
どうもUXは「LEXUS版C-HR」というような紹介もあるようです。
なぜ「LEXUS版C-HR」と言われているのかといえばこれはどうやらプラットフォームがトヨタC-HRと同じでホイールベースも同じ2,640mmであることから来ている模様です。
また同じコンパクトSUVだからという理由かもしれません。
しかしUXとC-HRの共通する部分はそこしかありません。
UXとC-HRの違い
■UX
エンジンが2.0Lハイブリッド、2.0Lガソリン
全長×全幅×全高=4,495×1,840×1,540mm
価格:390万~535万円
■C-HR
エンジンが1.8Lハイブリッド、1.2Lターボ
全長×全幅×全高=4,360×1,795×1,550mm
価格:229万~292万円
同じプラットフォームを共有している割にはUXは全幅が1840mmもあって驚きます。UXはコンパクトSUVと言っていますがNXも実はコンパクトSUVと称しています。
どっちがコンパクトSUVなのかと言われると日本ではUXがコンパクトSUV、NXはどう考えてもミドルSUVです。
世界的に見るとUXはスモールSUVでNXはコンパクトSUVとなります。世界標準はワンサイズ大きいという認識ですね。ややこしい話でした。
UXとC-HRのデザイン性の違い
比較するまでもないですが別に似てないですよね。
UXは「LEXUS版C-HR」とは言えないでしょう。
LEXUS UXの立ち位置は何?
LEXUS UXってどんな車なのか?、評価なのか?と言いますと、今流行りのコンパクトクロスオーバーがLEXUSにはないのでそこに敢えてUXを追加したということです。
世界的には小さいSUVなのでバカ売れするタイプのSUVではないと思われます。SUVが流行っているからもう一個増やしたくらいの立ち位置だと思いますね。。
デザイン性でいくとUXは完全にLEXUSのSUVそのものです。ミニRXとかミニNXと言っても良いでしょう。また独特のデザインをしていて角ばっていてガンダムっぽいと言われることもあるデザイン性です。
このリアの角ばり方は異様で賛否両論なのがLEXUSのデザインなのですが全く気にする様子も無いようです。意外とお金持ちの人にはこの尖ったデザイン性が受けるのかもしれません。
またオンロード車なのにRXもNXもUXも黒い樹脂のフェンダーがタイヤ周りに付いています。
これはダミーという訳ではないですがSUVっぽさを出す飾りと言って良いでしょう。LEXUSのフェンダーはデフォルトのタイヤですとすごい隙間が開いてるように見えるデザイン性なのが凄い気になるんですがこういった細かいデザインは気にしないのがLEXUSなのかも…。
UXにはハイブリッド車しかAWDがない
UXはLEXUS(トヨタ)に珍しくハイブリッド車にはAWDがあるがガソリン車にはAWDが無い仕様です。
通常はトヨタのハイブリッド車はFF車のみとかAWDのみが多いですがUXは両方選べます。ここはメリットが高いという程でもないですが一つの特徴でしょう。
UXにはただのガソリン車もありますがトヨタ車だけにハイブリッド車がオススメです。今後もガソリンが高くなるかもしれませんからね…。欧州では今受けてみるみたいです、トヨタハイブリッド車。
コメント