鳴り物入りで日本復活した5代目のトヨタRAV4って売れているのか?ということですが、残念ながらそんなには売れていません。
自動車専門雑誌では売れてる!ということになっているようですが初動で1万台超える月が無くそこそこは売れているけどなぁ~…という結果になっていると思います。
5月 6817台
6月 7822台
7月 8646台
このような登録台数(≒売上台数)で全体の販売登録車ランキングも10位くらいでパッとしません。確かにRAV4は車体が大き目で車体価格が高い車種ですからそんなに台数は売れないとは思いますがトヨタだけに1万台を超えてこないレベルですとヒット車種には疑問符です。
トヨタとしても日本向けのRAV4の生産計画はかなり抑えめだったようで、現状の販売台数でも生産が追いつかず納期は長めとなっています。
RAV4の今後の販売台数は低迷する?
車内は広々しています
RAV4の今後ですが販売台数は低迷する可能性は大です。
初動で6~8000台という登録台数ですから今後は2~3000台を維持できれば良い方だと思われますね。本来であれば今年に新型日産エクストレイルと競合する筈だったのですが日産のゴタゴタでそれも無くなり、新型SUVとしては独壇場の状態でコレなんですね。
車体価格が高めということはあるのですがアルファード、ベルファイアはもっと高いのに今でも(合算で)月販1万台程度を推移しているのでそれと比較すると初動でコレか…と思ってしまいます。
ただしライバル車である例えば新型ホンダCR-Vと比較するとRAV4はかなり売れている方でCR-Vは何故かさっぱり売れていません。CR-Vも久しぶりに日本復活したのですがその高い価格設定が受け入れれなかったのかもしれません。
北米ではRAV4もCR-Vも同じくらい人気が高いのですが日本では早くもCR-Vの完敗が決定的です。
北米ではRAV4はまた売れている
※北米仕様のRAV4です
北米ではRAV4の2019年上半期(1月~6月)の販売台数が20万0610台だそうで一月あたり3万3000台程度の販売台数になっています。※CR-Vと同水準です
日本の4~5倍は売れているという計算になりますね。
ただ北米ではプリウスは上半期で2万台くらいしか売れていないのでお国柄というのもあると思います。日本では月販でプリウスが1万台以上売れていますからね。
そういう意味でもプリウスはモデル廃止になるという噂はあながち間違いではないかもしれません。日本専売車になるかもしれませんが。
やはり日本ではハリアーが受ける
言い方は悪いですが日本では高級車風のハリアーの方が受けるんだな~というのがよく分かりましたね。
現在の日本のマーケットでは3~400万円という価格設定になってくると高級車の部類に入ってくると思います。コミコミですと500万円近くになってもおかしくないですから(RAV4も余裕でそのくらいいきますハイブリッド車だと)。
ですから価格が価格だけに高級車というイメージがある車種じゃないとどうしても受けが悪いのは否めません。
アルファードやベルファイアも高級ミニバンという代名詞があるからこそ高くても売れています。RAV4の場合はオフローダーのイメージが強くこういった車種は日本では強い支持が得られ辛いようです。そもそも本格4駆となるとランクル系がありますしねぇ。
こういう結果を受けると次期型のハリアーは無いかも?という予想もあったのですが車体価格が高くてもハリアーの方が日本では売れそうなので新型ハリアーはありそうな雰囲気がしてきました。
※新型ハリアーの予定は現在あるそうです、発売に至るかは別として
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