フォレスターは良い車です。SUVとしての性能が高く、街乗りの乗用車としても使える一台です。実燃費は10km/L以上あるので「スバルは燃費が悪い」と言われがちですが他のSUVと比較すると全く遜色がない水準です。
ただ新型になってもデザインが今一つパッとしません。
全体的な感じは悪くないのですが一番の問題とはフロントマスクの印象でしょう。
(※こちらではこうした方が良いという提案であり、批判のための記事ではありません)
フロントマスクを変えると激変するのに…
まずフロントのデザインを見ていきます。こちらはハイブリッドのAdvanceですが2.5Lモデルも同じような外観です。
問題としては赤で囲んだ部分。このシルバーメッキを多用したデザイン性は最近では時代遅れであると言わなければいけないでしょう。何か取って付けたような加飾に見えて、せっかくシルバーメッキを付けたが逆効果です。
昭和であればシルバーメッキは好まれたのかもしれませんが平成も終わる今頃ではこの感じは正直ダサく感じます。
パッと見た瞬間に残念フェイスをしているのが新型フォレスターです。
X-BREAKのフロントマスクは良い
こちらはX-BREAKです。X-BREAKはシルバーの部分がブラック塗装されていてシルバーのゴテゴテ感が無くなっています。
こちらは2.5LのPremiumという上級仕様の車種ですが(X-BREAKより高い)気になるのはやはりシルバーのスプレッドウィング(※スバルマークの左右にあるウィングです)やフォグランプ周りです。あとはヘキサゴングリルを囲むシルバーメッキも気になります。
こうなるとどうしても重たいデザインだな~と思います。メッキ部分も汚れてくると鈍い色味になり古くさく見えてしまうんですよね。
とにかくもうシルバーメッキで飾るのはどうかと思いますね。ちょっとしたアクセントなら良いのですが(スプレッドウィングを細くするとか…)ここまで全面に押し出してくると台無しになってしまいます。
ですから新型フォレスターを買うならX-BREAKが良いのでは?と感じます。
ただしX-BREAKも問題は有り
しかしX-BREAKも問題がないわけではありません。
X-BREAKの問題としてはオレンジ色を入れていることでしょう。こういうデザインは昔から輸入車にもあるものですがフォレスターにはどうかなと思うんです。
フォレスターはいい大人が乗る車なのにこういう差し色を入れるとポップな感じで若者向けになってしまいます。すごく若い人はほぼフォレスターは買わないと思うんですよね。ですから購入者の年齢層を考えてもっと落ち着いた感じにするべきだったと言えるでしょう。
実車を見てもどうしてオレンジ色なんて入れたんだろうか??と思わざるを得ないです。残念な感じがしてなりません。
…ということでこうしたら良い?
そんなことでX-BREAKを買うというのもどうかなと思えます。
ですから私ならX-BREAK以外にしてオプションでフロントマスクを変える方法を選択します。
フロントグリル(メッキ/ピアノブラック調)41,580円
こちらはディーラーオプションで後付けもできるんですが最初に付けた方が良いオプションだと思います。メッキ(シルバー)とピアノブラック調の2つがあるのですが当然ですがピアノブラック調にしましょう。(公式はこちら)
ちなみにオプションではメッキ(シルバー)もあるのですが最初から散々言ってきたようにフォレスターは元々シルバーじゃないか?と思われるでしょう。こちらはおそらくクロムメッキのスプレッドウィングのオプションなんでしょうね。光の角度では黒っぽいメッキに見えますが基本シルバーなので黒の方が良いと思います。
また価格的に高いなと思われる方もいらっしゃるでしょう。こちらは新車で買う場合はオプションの割引をしてもらえることが多いので41,580円の定価とは限りません。ただ後付けになると定価でしょうし最初に付けた方がお得です。
またフォグランプ周りはどうしてもシルバーは変えられないです。ここが気に入らない、黒にしたいという方はX-BREAKにするしかないでしょう。黒のフロントマスクのディーラーオプションもそもそもX-BREAKのものと一緒なのでオレンジが気にならなければX-BREAKでも良いのですが。
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