LEXUS RXのグレード選びについてです。
LEXUS RXは大きく分けてハイブリッド車とターボ車の2種類があります。
どちらが人気が高いか?と言えばハイブリッド車です。ターボ車はダウンサイジングターボの2.0Lということで速く走るためのターボというより動力不足が無いようにターボ仕様となっていると捉えた方が良さそうです。
また全てのグレードでRXはLexus Safety System +(安全装備)とSDナビゲーションシステム・12.3インチディスプレイは標準装備となっています。別途購入する必要がないのでここは◎です。
LEXUS RX ハイブリッド編
最低でも6,025,000円~からスタートの高級なSUVとなります。その代わりに3.5Lの大排気量ハイブリッドとなり、大きな車体のRXでも余裕のある走りが可能となっているのが魅力です。燃費もこのクラスの車種としては18km/Lと優秀で人気が高いのも頷けます。
RX450h
2WD:¥6,025,000
AWD:¥6,285,000
ハイブリッドのベースグレードです。ベースグレードだけあって重要な装備がオプションとなっていて標準装備ではありません。具体的に挙げていくと、
■三眼フルLEDヘッドランプ (ロー・ハイビーム)
■LEDシーケンシャルターンシグナルランプ (フロント・リヤ)
■パワーイージーアクセスシステム
■本皮シート、運転席・助手席シートヒーター等
やはりLEXUS RXですから代名詞とも言える三眼フルLEDヘッドランプ(OP価格135,000円)は必須ではないでしょうか?これをオプションで付けない場合は単眼LEDヘッドランプとなります。
またRX450hは標準シートがファブリックシートで本革シートにもこだわりたい気がします。本革シートのオプションはセットになっていてシートヒーターなど多くの装備が付いてくるので考慮しても良いかもしれません。最低で303,480円のメーカーオプションとなります。
オプションだけで40万円超の上乗せになりますがそれでも上位グレードは700万円以上しますので許容範囲ではあります。アルミホイールも18インチだと見た目のバランスが悪いのでグレードアップしたいところ。
RX450h “F SPORT”
2WD:¥7,165,000
AWD:¥7,425,000
“F SPORT”とはその名の通りスポーティーな仕様のタイプです。700万円を超えるモデルですから相当なものです(^_^;)。
特徴的なのはフロントマスクのスピンドルグリルがメッシュになっていて一目で“F SPORT”であると(分かる人には)分かる仕様となっております。派手すぎるという意見もある反面、やっぱり“F SPORT”のカッコ良さはここに凝縮されていると思って間違いありません。
またハイブリッドの“F SPORT”のみに「サウンドジェネレーター」というものが標準装備されていてハイブリッドで静かなエンジン音をスポーツカーのような音にしてくれます。ターボ車は付いてないのですがこちらだけ標準装備です。
そして上位グレードですので三眼フルLEDヘッドランプや“F SPORT”専用装備が多く装備されていて、“F SPORT”専用本革スポーツシートが標準装備となっています。インテリアカラーがダークローズ、ホワイト、ブラックの3種類から選べてステッチ色との組み合わせで自分好みにカスタムして選べます。
RX450h “version L”
2WD:¥7,025,000
AWD:¥7,285,000
“version L”はRXの最上級グレードとなります。何が最上級なのか?と言えば内装の質感が最高だということ。
本革シート標準装備でしかもセミアニリン本革シートとなっています。セミアニリン仕上げとは簡単に説明すると「革のナチュラルさを保ちつつ、経年劣化しづらい革加工仕上げ」のことです。メリットは多いのですが反面、価格が高いのがネックとなる仕上げとなっています。そういった意味ではLEXUSのシートにはうってつけかもしれません。高くても良い物を使ったということですね。
またステアリングも本木目+本革ステアリング & 本革シフトノブであり、まさに高級車然としているところが支持されています。
その他には運転席・助手席10Way調整式パワーシート(他は8Wayと差別化されている)、パノラミックビューモニター、インテリジェントクリアランスソナー等が標準装備となっていますし、三眼LEDなどの一通りの装備も当然フル装備です。
RXのハイブリッドは何が良いのか?
正直、ここまでの車なら是非とも上位グレードを購入すべきでしょう。そうなると“F SPORT”か“version L”かになります。
結論としてはRXのキャラクターから言えば落ち着きのあるRX450h “version L”がベストグレードです。RXは大柄なSUVであり、ファミリーでゆったり乗る上質な車種という性格から“F SPORT”のような尖ったイメージはやや合致しない部分はあると言えます。
ですから最も高級車然としているRX450h “version L”を選択することがベストチョイスと言えそうですね。
LEXUS RX ガソリン車編
RXのガソリン車は2.0Lターボ車のみとなっています。ハイブリッドもそうですがターボ車も全車、ハイオクガソリン仕様であることは注意点です。
価格差はグレード間で違いはありますが同グレード比較で1,075,000円~1,375,000円程度、ハイブリッドの方が車体価格が高くなります。
RX200t
2WD:¥4,950,000
AWD:¥5,210,000
RXターボ車のベースグレードです。2WD車で500万円を切るということで安いなと思う方もいらっしゃるかもしれません。「500万円くらいなら…」という感じですね。
装備面についてはハイブリッド車と同じようにベースグレードは単眼LEDでファブリックシートが標準装備です。こちらにオプションを加えていくとやはり500万円というよりも600万円に近づいていくと言えます。
オプションはほとんど付けないでこのグレードを買えるか?と言えば逆に勿体無い感じはします。
RX200t ”F SPORT”
2WD:¥5,790,000
AWD:¥6,050,000
”F SPORT”はスポーティーな仕様となります。ターボ車のキャラクターにはこの”F SPORT”が合っています。
ベースグレードとの価格差は84万円で”F SPORT”専用装備が多いのでまあ納得できる価格差でしょうか。”F SPORT”は好きな人が買うグレードでしょう。やはり顔のインパクトが印象的なカッコ良いグレードです。
RX200t ”version L”
2WD:¥5,950,000
AWD:¥6,210,000
RX200t ”version L”はターボ車の最上級グレードです。ハイブリッド車と同様に内外装が最高級の仕様となっています。
ハイブリッド車との価格差は1,075,000円であり、違いはハイブリッドかターボかでしかありません。どちらを選ぶべきかは何とも言えませんが、燃費が気になるという性質の方はやはりハイブリッドの方が無難でしょう。何と言ってもハイオク仕様でJC08モード燃費で11.8km/L程度ですから実燃費にすると8km/L程度と言えそうです。
街乗りですとガソリンがみるみる減っていくので何かな…と思ってしまいそうです。
RXターボ車のベストグレードは?
ターボ車という性質からRX200t ”F SPORT”がベストグレードと言えそうです。
スポーツSUVというキャラクターであることや見た目も尖っていることやそして「燃費が悪いがスポーツ仕様だから目をつむることができる」など全体的な部分でコレだと思えるところが多いです。
ただ車体の大きさからすると2.0Lエンジンは物足りなさは否めませんね。ここは要改善ではないでしょうか。…ということで最後は車評になってしまいました。。
結論:RXは何を買ったら良いのか?
全体のグレードをここまで見てきましたが、RXは全長が4,890mm、全幅が1,895mmと日本ではかなり大きなSUVになります。実物を見ると立派な車体です。この車は優雅に乗る車だなということが言えますね。
そういったことで6気筒の3.5Lハイブリッドがこの車の本来の姿でしょう。ターボ車も悪くはないでしょうが2.0LダウンサイジングターボはNXやハリアーと同一でありRXには相応くないと強く思いましたので無理をしてでもハイブリッド車を購入するのが後悔が少ない選択肢と言えそうです。
結論としてはRXを購入するなら上位グレードであるRX200t ”F SPORT”かRX200t ”version L”が良いでしょう。”version Lの方がキャラクター的に合致しているもののどちらでも気にいる筈です。
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