2017年の新型CX-5は初代モデルと何が変わったのか!?
本気で欲しいなと思っている方も多いと思いますので(私もそうですが笑)そういった方向けに調べてみました。
これで買いなのかどうか分かる??
新型CX-5ここが変わった!
CX-5・デザイン編
①フロントマスクの変更
まず大きく変わった部分と言えば外観です。気になったのは前面フロントマスクがアミアミになったこと。
初代CX-5は前期モデルではアミアミで後期モデルからアテンザやアクセラのような統一的なグリルになっています。
これはアテンザですが初代の後期モデルCX-5も同様のグリルになっています。その他にはCX-3やアクセラ、そしてCX-4、CX-9といった海外モデルまでほとんど同じ顔です。
しかし2代目CX-5(2017年モデル)より以下のグリルに変更します。
アミアミとは上記のような形状を言っています。これは初代の前期型と同じような形状に戻ったとも言えます。ただマスクもそうですが全体的なデザイン性は全く違いますし新型CX-5はかなり上質なデザインになっていると言えます。
②フォルムの変更
次に全体的な形も微妙な変更がなされています。初代CX-5は初めて魂動デザインを採用したモデルです。
ただ新型CX-5と比較すると丸い形で締まりがないかなという印象です。何が言いたいのかといえば新型CX-5って余り外観に変更がないよなと言われることが多いのですが(私も当初は思いました)、しかし実際はかなり大きく印象が変わっています。
説明が伝わるのか難しいのですが、新型になって四角くなっているのが特徴です。よりシャープになったとか言われることが多いのですがその通りで、先代のCX-5はまだまだ以前のマツダ車の形(デザイン)を引きずっていたのに比べて、今の新型CX-5は完全に新しいマツダのデザインの完成形なのだと理解できます。SUVで魂動デザインを表現するならこういう形になるんだなという感じです。
CX-5は都市型クロスオーバーでプレミアム感もある車なので新型のデザインの方が合っているというように私は思います。
ただ一般的に言えば「ほぼ変わってない」という評価が多いです(笑)
またフロントグリルがアミアミや形状が変わったのはどうなのかなという意見も。もしかして後期型でまた統一的なデザインに戻るのでしょうか…?それとも新型アテンザからすべてこの形?
個人的にはジャグァーみたいで格好良く見えてきました。決してパクってはいません。多分。。
CX-5・装備編
①アクティブ・ドライビング・ディスプレイ
CX-5で大きく変わった部分でまず最初にお伝えしたいのは、アクティブ・ドライビング・ディスプレイがフロントガラスに投影されるタイプになったことです。どういうことか?と言えば従来のマツダ車は以下のようなディスプレイになっていたのです。
従来タイプ↓
この運転席の真ん前にある透明なパネルみたいなものです。これがいろいろ運転中に教えてくれるんです。ただ人によっては邪魔だとかハッキリ言う人もいました(^_^;)。
これが以下のようにガラスに投影されるタイプに進化
新型CX-5↓
(※新型CX-5標準装備:20S PROACTIVE、25S PROACTIVE、XD PROACTIVE、25S L Package、XD L Package)
だから?とか思う方もいらっしゃるでしょうが、これは見た目的にも大きな進化だと思います。地味ですがこれを実現するには結構お金が掛かるんじゃないのかなって思いません?笑
透明の変なパネルが出てこないですしスッキリしたというところもありますね。また視認性がアップした上に(表現力が増えたので)情報量もアップしています。見やすくなりました。
②リヤシートの改良
CX-5ってセダンから乗り換えようかなという方も多い車種だと思います。ファミリーユース的な使い方をされる方も多いということ。そこで後席(リヤシート)の乗り心地が気になるという方もいらっしゃるでしょう。
ここが改良されていてリヤシートの傾斜を2度後ろに傾けた上でリクライニングを2段できるようになりました。後ろにリクライニングできる、できないでは大きく乗り心地が違いますよね。長距離ですと段違いです。
とかく後席は軽視されることが多く乗り心地が悪い車が多いですが、こんな部分でもCX-5は改良されています。CX-3と迷う場合は居住性ではこちらが圧勝です。
③G- ベクタリング コントロール
これは最近のマツダのお約束ですがすべての車種に標準装備になっていっています。機能面では運転しやすくなったということです。
その他の変更点
その他にも2代目CX-5になって改良された部分は多いです。こちらは列挙していくのでご覧ください。
■静粛性が増した
うるさいディーゼルエンジンの音が更に軽減された。
■インパネが進化した
先代のインパネが古臭く感じるくらい新型は良くなりました。運転席回りのデザイン性や居住性もアップです。
■ラゲッジスペース拡大
ラゲッジスペース(荷室)が5リットル拡大されています。
■レーダークルーズコントロール改良
追従速度下限域が30km/h→0km/hに変更されています。
結局2代目CX-5ってどうなの?
2代目CX-5ってどんな感じなのかを説明しますと、まず先代のCX-5は売れるSUVを作るということについて、やや手探り感や挑戦があったと思います。
しかし2代目CX-5のコンセプトとしてはSUVであると同時にアテンザに代わるマツダのフラグシップモデルとして(※現在、世界的にセダンからSUVにシフトしています)ファミリーユースにも耐えうるユーティリティ性やプレミアム感が備わったモデルになったと言えるでしょう。
何かいろいろ言ってますが(^_^;)、要するに家族でレジャー向けに使える、また乗っていて恥ずかしくない説得力がある車という定義ができるのが2代目CX-5です。ライバル車はズバリ言って、トヨタハリアーです。価格は全体的に向こうが上ですが、それ程見劣りしないレベルになっています。
そしてSUVとしての機能面に注目して述べると4WD性能がスバルに次いで素晴らしく、雪上でもスリップすることなくまた多少の悪路でもスタックすることがないくらいに高い4WDの技術力があります。これがハリアーに大きく勝っている部分だと感じられます。アイスバーンのツルツルの路面でCX-5とハリアー、どちらで行くか?と聞かれたら迷うことなくCX-5と答えます。
またディーゼル車とガソリン車の選択ができるのもCX-5独自の利点です。ただしCX-5の場合にはガソリン車の4WDが2.5Lのみとなっていて2.0LはFF車のみとなっているのがやや残念という方もいらっしゃるかもしれませんね。日本ですと排気量で自動車税が違いますから2.5Lも要らないと感じている方も多いと考えられます。※2.0Lガソリン4WDモデルは初代CX-5の初期型にあったが廃止されています。
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