最近何やら盛り上がっている日産ですが、日産SUVは今一つな状況になっています。
エクストレイルはそこそこ売れているものの(2016年9月登録台数は5959台、全体では11位)その他は見る影もありません…。日産ジュークも一体何台売れているのやら謎ですが、旧世代でモデルチェンジしていないキューブより新車が売れていないというのが現実なんです。
日産ジュークのフルモデルチェンジ情報
日産ジュークは売れていませんしこのままモデル廃止になるんじゃないのかと密かに思っていたのですが、日産ジュークはフルモデルチェンジをします。
時期としては2017年3月に発表される見込みです。
2017年3月というのは3月9日からジュネーヴ(※スイス)にてモーターショーがあります。そちらで欧州向けに新型ジュークが発表される予定になっています。
何故欧州向けなのかと言えば向こうで評判が良いからです。欧州以外では余り評判が良くないのが現状です。日産マーチも何故か向こうで人気だそうですから感覚が違う感じがします。
欧州で先行発売されるでしょうから日本での新型ジュークの発売は2017年夏以降になりそうです。
新型ジュークの目玉は何?
今回の新型ジュークの目玉は何と言ってもジュークe-POWERでしょう。
これはノートに最初に搭載されるシーズハイブリッドでEVのようなモーターで走行する仕組みになっています。
充電は何と1.2Lエンジンによってする仕組みになっています。
ちなみに燃費はコンパクトカーのノートで34km/L(JC08モード燃費)となっています。一般的には37.2km/Lでアクア超えをしたとされていますが、これはエアコンもない超軽量化した最廉価版グレードの燃費で実際には34km/L(JC08モード燃費)くらいの燃費性のようです。
ここは冷静に捉えたいですね。このシステムがジュークにも搭載されるでしょうから1.2Lの排気量で30km/L前後の燃費性になるのではないでしょうか。ただしこのハイブリッドは現状ではFF車のみで4WDはありません。ジュークは走破性が高いタイプではないのですが、4WDが無いと困るという方は購入対象外になるかもしれません。
ここは今後の状況を注視していきたいものの、そもそも現行車でもジュークは4WD設定が重視されていないのでそちらならエクストレイルを買って下さいという感じなのでしょうね。
ジュークのコンセプトはグリップス
新型ジュークのデザイン性はどうなるの?ということが最も重要なのかもしれません。
ジュークと言えばデザイン性が命ですからね。
これはコンセプトカーはすでに発表されていて「グリップス」という車種がそれになります。
この奇抜なデザインをご覧ください。このデザインでしかもEV車ですからもはや日産ジュークコンセプトとしか言いようがありませんね。
新型ジュークはEV的ハイブリッド車ですしここまで奇抜ではないかもしれませんが、これに近いようなデザイン性で発表されること間違い無しでしょう。それがジュークの売りでもありますから。
ただ出来ればもう少し車体を大きくして後席がある意味を生かして欲しいですね。現行車では2シーターと言っても過言ではない作りになっていて、もう少し実用性も考えて欲しい車種です。
そうすることで日本でも売れるポテンシャルがある車種だと考えています。
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