2016年12月に発売されたC-HRは翌年には11万台もの売れ行きでSUVで最も売れた車種になりました。
そして昨年の2018年も7万台を売り上げて2年連続でSUVで最も売れた車種となっています。ただ販売台数の落ち込みはやや問題で今後も下落傾向にあるのは否めません。
かつては1万台以上売れていたのですが直近のデータ(2018年12月)では4600台程度でヴェゼルが3600台なのですでにその差は無くなりつつあります。
2019年12月にマイナーチェンジ?一部改良へ?
最近のプリウスでもそうでしたがトヨタはすぐに手を打ってきます。プリウスは2015年発売ですが2018年に早くも外観変更を伴うマイナーチェンジをしています。
このC-HRも例外ではなくこれ以上販売が落ち込むようであればマイナーチェンジも辞さないでしょう。
そのタイミングは今年の12月ではないか?と噂されています。
変更内容としては何とハイブリッドの4WDが追加されるのではないか?ということです。
なぜC-HRにはハイブリッドの4WDがないのか?
これは技術的な問題と言われています。
C-HRはご覧のように車高はSUVにしては低く車内は狭いです。設計上の問題で例えば「後輪駆動用のモーターが設置できない」といったいつものハイブリッド4WD問題があるようです。
C-HRのハイブリッド4WD化には実際にどのような問題が障壁としてあるのかは私達はトヨタの技術者でもないので分かりませんが、とにかくレイアウト的にハイブリッドの4WD化するのは難しいということで発売されないのが建前としてあるようです。
本当は可能なC-HRのハイブリッド4WD?
…とは言え天下のトヨタですから本当はC-HRのハイブリッド4WD化はそんなに難しいことではないような気がします。障壁があるのは事実でしょうが高い技術力があるトヨタに不可能はないでしょう。
ですから今度のマイナーチェンジか一部改良かは分かりませんが、このタイミングでハイブリッドの4WDが追加されてもおかしくないと思いますね。
何と言ってもライバルのヴェゼルに販売台数で追いつかれているので是が非でも売れ筋のハイブリッド車で対抗しないといけません。
★2018年売上台数
■C-HRハイブリッド…約61,000台
■ヴェゼルハイブリッド…約41,000台
まだまだC-HRの方が売れているのですがヴェゼルに追いつかれる日も近いかもしれません。
C-HRにハイブリッドの4WDって必要なのか?
これは必要だと思います。C-HRで4WDを選択する場合は今では1.2Lターボを選ばないといけません。しかし販売比率から考えても(※ハイブリッドは6万台、1.2Lは1万台)、この1.2Lターボというのは不評なんですね。
4WDが必要でC-HRが欲しい人が仕方なく買っている側面もあるでしょう。ハイブリッドに比べて価格は安いのですがエコカー減税はないし、燃費は半分しかないので不人気なのは当然ですよね。小気味良いターボとか言われても所詮は1.2Lなのであんまり買いたいとは思えないです。
日本はないですが2.0Lの普通のガソリンエンジン車の方がむしろ魅力的。
ちなみにプリウス4WDの実燃費は何と1リッター辺りで20kmも走るそうで驚異的です。外観がシュッとしていたら今すぐにでも買い替えたいくらいですね。
そこでやはりハイブリッド4WDが待たれていると思います。C-HRは何だかんだ言ってもSUVですから後輪がモーターでも4WDの方が走りが良くなりますし、雪国なら必要な人が多いでしょう。プリウスには今は4WDがありますがやっぱりあの外観はネックというか受け入れられないという方がC-HRを買っていると言われています。
C-HRも奇抜な外観と評されることはありますがスポーツカーのようなSUVで私はカッコいいなと思いますね。おすすめとしてはボディーカラーが黒のC-HRです。こちらは前面の張り出し感や全体的な塊感が出てコンパクトな車体がより一層際立ってカッコいいです。
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