スズキのエスクードがモデルチェンジするという噂(生産終了していましたから…)でしたがついに新型?エスクードが出ましたね。※2022年4月
ただ外観は従来のエスクードと変わらずハイブリッドになって帰ってきたというワケです。
燃費は4WDで19.6km/Lと非常に良い数字です。
…しかし辛口評価が多い理由は?
新型エスクードハイブリッドの評価は△
問題としては「価格がちょっと高い、ような気がする」という点ですね。
気がするというのはぶっちゃけて言うとSUVって大体このくらいの価格になっているんですね。ましてやエスクードはハイブリッド+4WDのみの車なのでこのくらいの価格設定は普通なんです。
しかし、トヨタのカローラクロスと比較すると高く思えてしまいます。
同じハイブリッド+4WDのグレードを見てみましょう。
人気のカローラクロスは何と279万~の車体価格になっています。Gは下位グレードですが安全装備など標準で付いていますし、更にトヨタが得意なハイブリッドですから24.2km/Lもの燃費があります。
しかもカローラクロスはCセグメントの中型SUVでエスクードより一回り大きい車種です。
■エスクード…4,175×1,775×1,610mm
■カローラクロス…4,490×1,825×1,620mm
このようにエスクードはコンパクトSUVなんですね。それなのにカローラクロスの下位グレードより高い。中間のSグレードと同じくらいの価格…。
コレでは勝負にならないでしょう。
トヨタが相手では勝負にならないのは事実
ただスズキさんとしても頑張ってエスクードを出されたのだと思うんです。
日本向けにわざわざハイブリッドのみにして何とか300万円以内にしてきたということでしょう。
前述でも触れましたがコンパクトSUVでも最近では300万円前後の車体価格は当たり前の時代になってきていますのでコレが普通の価格なんです。
トヨタが日本で一強となっているのはこういった比較でも何となく分かる話ですね😐
商品力が高くしかも他よりも安い(販売店同士を競合させれば新車値引きも更に大きいのです)とくればカローラクロスもそりゃ納車待ちが1年以上にもなりますね。。。
エスクードハイブリッドは内外装が古め?
エスクードは現行車(今回のハイブリッド)もそうなんですが2015(平成27)年10月モデルから基本的には変わっていないんですね。
今年2022年ですからもう少しで丸7年です。
この間にコロナなどいろいろあった訳ですが(走馬灯)、それにしても内外装が古めなデザインとなっています。
ココも辛口評価になってしまう要因になっている気がします。
あんまりディスりたくはないのでこの辺にしておきますが、最近の自動車の価格が高騰している割には給料も上がっていない日本でこのエスクードハイブリッドは厳しいのではないかと思います。
確かに日本でも高い車が売れているんですが、もう少し質感が高まっていないとこの辺りの車種(300万円前後)を買う層の方々にはヒットしない感じがします。
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