スバルの3代目XVが初の年次改良となりました。
こちらでは何が変わったのか?についてまとめていきます。
また(マイルド)ハイブリッド車のグレードが追加になりましたがこのAdvanceってどうなの?ということでこちらも詳しく見ていきましょう。
何が変わったのか?2018年10月のXVの年次改良
今回の年次改良はかなり小幅な改良にとどまった印象ですね。
改良された内容を箇条書きします。
■オートビークルホールド追加
■後退時自動ブレーキシステム
■サイドビューモニター
この3点です。
オートビークルホールド追加
まずオートビークルホールド追加とは、
長い信号待ちや一般道での渋滞など、通常はブレーキペダルを踏み続けなければならないようなシーンで、ブレーキペダルから足を離しても自動的に車両の停止を保持する (スバル公式より)
まあ他のメーカーにもあるブレーキホールドのことですね。スバル公式の通りですが踏み続けるのは案外とロングドライブ等では疲れるのでこれが改良型から追加になりました。
最初のXVには付いていません!
後退時自動ブレーキシステム
こちらはバックをした時の自動ブレーキが付いたということです。
ただし最も安い1.6i EyeSightには装備されません。その他は標準装備なので安心してください。
サイドビューモニター
こういった形でミラー下にカメラが付いてサイドも車内で確認できる装備です。ただしこちらはアイサイトセイフティプラスというメーカーオプションに含まれる装備ですのでオプションを付けないと付かないということになります。
マイルドハイブリッド(Advance)の評価は?
さて次に今回の年次改良の最大の目玉であるマイルドハイブリッド、Advanceについてです。
評価という大それた話ではないですが、分かっている部分を詳しくまとめていきます。
まず注目の燃費はJC08モード燃費で19.2km/Lです。
実際の燃費に近いと言われる新規格のWLTCモード燃費では15.0km /Lとなっています。
ハイブリッドにしては悪いな~と思われるかもしれませんね。ここは実際の燃費が出るまではどのくらいなのかは分からないでしょう。
ちなみにSUVで最も低燃費なのはトヨタC-HR(ハイブリッド)で実燃費は20km /L程度です。まあJC08モード燃費では30.2 km/Lなのですが実燃費となるとそんなものです。
しかもC-HR(ハイブリッド)はFF車なのでそう考えるとXVのハイブリッドが15.0km /Lもあればかなり良い方です。
Advanceの装備は?
さてこのAdvanceですが価格は¥2,829,600もします。
普通ガソリン車の最も高い2.0i-S EyeSightは¥2,700,000ということで129,600円差となります。
基本的な装備はXVで最も高い2.0i-S EyeSightと同様です。
それにプラスでハイブリッドだったり、シルバー塗装のサイドクラッディング、LEDフロントフォグランプ&フォグランプカバー、フロントグリル(クロムメッキ+シルバー金属調)/フロントバンパーガードなど外装も若干違ってくる形となっています。
XVはやや外装がシンプルすぎるのでこういった装備が追加されると見た目が頼もしくなりますね。
また内装はブルー色基調でステッチもブルーステッチになります。普通のXVの2.0L車はオレンジステッチなので差別化されていますね。個人的にはブルーの方が好きです。
XV Advanceの内装
今回の年次改良はどうなんだろうか?まとめ
一応、まとめておきますと今回の年次改良は余り変化はないです。
ブレーキホールドが追加になったことや後退時の自動ブレーキが装備になったことで¥21,600の価格値上げとなりました。※1.6i EyeSightは同じ価格
やはりAdvanceが追加になったのが最大の目玉でしょう。フォレスターではかなりの割合でマイルドハイブリッドのAdvanceが選ばれているということですからスバルも期待感があると思われます。価格はそれ程2.0i-Sと変わらないのでお得と言えばお得なグレードですね。
また今回、最初の年次改良なのでA型→B型というのが通例だと言えますが、このXVはインプレッサと同じ車なのでインプレッサ基準だとA型→B型→C型ということでXVもC型扱いになっているかもしれません。
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