4代目ジムニーはグレードが増えて(今のところは)3グレード構成になっています。
XG→XL→XCという順番でグレードが上がっていきます。
まずは詳しくそれぞれのグレードの中身を見ていきましょう。
XG(5MT、4AT)
4AT ¥1,555,200 13.2km/L
5MT ¥1,458,000 16.2km/L
XGはジムニーで最も安いグレードです。
装備内容的には廉価版グレードであり、必要最低限の装備しかありません。
■ハロゲンヘッドランプ
■ウレタンステアリングホイール
■16インチスチールホイール
内装の加飾装備もほぼなく”素のジムニー”です。
もちろん基本構造は他のグレードと変わることがなく、悪路走破性や耐久性が高い仕様となっていますので、「余計なものは必要ない」という方向けです。
またXGの外装色は黒・シルバー・白・緑の4色しか選べません。4代目ジムニーから色が増えたのですが廉価版グレードということで地味な色しか選べないということになりますのでここも注意かもしれません。
XL(5MT、4AT)
色はキネティックイエロー
4AT ¥1,679,400 13.2km/L
5MT ¥1,582,200 16.2km/L
XLは今回新たに新設された中間グレードです。
XGとの価格差はAT車が¥118,800、MT車が¥124,200となっています。
中間グレードだけあって装備が充実してきて普段乗る車としては不足はない内容になっています。具体的には以下より。
■ハロゲンヘッドランプ
■ウレタンステアリングホイール
■16インチスチールホイール
■フルオートエアコン
■キーレスプッシュスタートシステム
■電動格納式リモコンドアミラー
■運転席&助手席シートヒーター
■左右独立リヤシートリクライニング機構
■リヤシート5:5分割可倒式
■ラゲッジボックス
■スモークガラス(リヤ・バック)
この他にもありますが主だった装備は以上になります。廉価版のXGと比べてかなり装備が増えています。
ポイントとしては前席はシートヒーターが標準装備で寒い地域の方は重宝すると思います。また後席はリクライニングや分割可倒式となり実用的な仕様となっている部分も大きな違いでしょう。
またボディー色が全8色から選べるようになります。派手めな色が多いですがシフォンアイボリーメタリック(ベージュ色)なんていうのはFJクルーザーにもあるような色でこの手の車種に合いますね。
XLはマイカーとして使用するには不足がないグレードだと思います。
XC(5MT、4AT)
色はシフォンアイボリーメタリック
4AT ¥1,841,400 13.2km/L
5MT ¥1,744,200 16.2km/L
XCは最上級グレードになります。
XCと中間グレードのXLの価格差はAT車が¥167,400、MT車が¥162,000となります。
XCにしかない装備を以下より示します。
■LEDヘッドランプ
■ヘッドランプウォッシャー
■16インチアルミホイール
■クルーズコントロールシステム
■本革巻ステアリングホイール
■ステアリングオーディオスイッチ
■インテリアがフル装備
■LEDサイドターンランプ付ドアミラー
■スズキ セーフティサポートが標準装備、他グレードはオプション
■ブラック2トーンルーフ&ブラックトップ2トーンがオプション
最上級グレードだけあってフル装備ということになりますね。下手をすると普通車より今風の装備が標準装備になっている仕様となっています。
安全装備が完備されていて自動ブレーキやクルコンといったものまでジムニーについているのは驚きですね。また安全装備についてはクルコン以外は他のグレードでも+42,120円でメーカーオプションで付けられます。
XCでしか選べないのはLEDヘッドランプやヘッドランプウォッシャー、また2トーンブラックルーフ色などがあります。
XCでしか付かない上級装備が欲しいなと思える方はXCでしょう。
4代目ジムニーはどのグレードを購入するべき?
ジムニーは趣味性が高い車種ですので普段乗りの車として購入する場合には中間グレードのXL以上を購入したいです。
やはり廉価版グレードのXGでは装備が寂しすぎるのでオフロードを楽しむだけとか仕事で使うという用途でない限りは廉価版グレードを選ぶ理由はないでしょう。
XLかXCかは予算によると言えます。
ただ最上級グレードのXLは安全装備のパッケージが標準装備でそれを考慮すると実質的には価格差が12万円程となります。ですからそんなに実際は価格差が大きくないと思いますね。
この辺を考慮しながらグレード選びをすると良いかもしれません。
私、個人としてはXCがベストグレードです。これから10年以上乗るつもりだ、というなら後悔したくないです!以上です。
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