ついに新型フォレスターが発表されましたね。
グレード構成も公式HPで発表されていて、2.5Lモデルが3種類、2.0Lマイルドハイブリッドが1種類の4グレード構成となっています。
表にすると以下のような感じ。
※価格については参考価格です。正式発表はまだです。大体こんな感じと受け止めてほしいです。
【新型フォレスター価格情報】
グレード | エンジン | 駆動 | 燃費 | 車体価格 |
Touring | 2.5L | AWD | 14.6 | ¥2,808,000 |
Premium | 2.5L | AWD | 14.6 | ¥3,024,000 |
X-BREAK | 2.5L | AWD | 14.6 | ¥2,916,000 |
Advance | 2.0L+モーター | AWD | 18.6 | ¥3,099,600 |
全長×全幅×全高 | ||||
4,625×1,815×1,730mm |
一番下のAdvanceというグレードがマイルドハイブリッドです。燃費が1つだけ若干良いですよね。
まあAWDな上にスバル製のハイブリッドなので燃費性に関してはトヨタと比較するべきではないでしょう…。
新型フォレスター(5代目)ってどうなの?
やっぱり気になるのが、「ぶっちゃけ新型フォレスター(5代目)ってどうなの?」ということではないでしょうか?
すでに言われているように見た目がほとんど変わっていないですし、これまでよりボディーが拡大されたのは日本的にはマイナス評価が多い感じです。
更に言えばガソリンモデルが2.5Lとなってしまった。ここは税制面でやや不利です。ターボは喜ぶ人がいても、排気量が増えて喜ぶ人は余り日本では見かけないんですよね。ここはアメリカ向けという意味もあるので仕方ないかなと私個人的には思っちゃいましたが…。
今のところは新型フォレスターはやや肩透かしを食らった感が否めません。
やはりヴィジヴ フューチャーコンセプトのSUVルックなイメージが最初にあって、実車は4代目とほぼ変わらない姿で発表された訳ですから、これはちょっと期待はずれと言われても仕方ないですよね。
ヴィジヴ フューチャーコンセプト
5代目フォレスター
デザイン的にはコンセプトモデルを見る限り流石にスバルでも今風のSUVルックの車を作ることは可能だと思います。
ただエンジンの問題や視界の広さを優先させるなど諸々の問題でこういう形になってしまうんだと思われます。決してデザイナーさんが悪いという話ではなさそうです。そもそも最近では1人のデザイナーが全てのデザインをしている訳ではないようですからね。
外観はキープコンセプトだが中身は進化
フォレスターが欲しいという方は自動車の中身を見ている方でしょう。
そういう意味では新型フォレスターは従来どおりの実力で更に進化したモデルであるということは間違いありません。
街乗りのSUVでは走破性は最強の部類で今回もXモードが装備されています。
更に他には、
最新のアイサイトを装備、VER.3をベースに進化したモデル
■ドライバーモニタリングシステム
噂のカメラで車が運転者を監視するシステム。眠そうだと注意してくれる?
■2.5L 直噴エンジン
2.0Lからパワーアップ
■e-BOXER
e-BOXERとはマイルドハイブリッドのことで先代のXVにもあったシステムと同等のものです。エンジンについてはこちらは2.0Lとなります。税制面では優遇されます。
■内装の質感アップ
ほぼ新型XVと同等と言えますがオプションの本革シートはブラウンで雰囲気が良いですね。
今のところ、Advance専用のオプションと言われていますが…。
■居住性アップ、荷室も拡大
こちらはアメリカの人が喜びそうな話ですが室内が広くなり、荷室も拡大されています。後席も当然、居心地が良く家族がいらっしゃる方には良い車です。
買うべきか迷う場合は?
いろいろな意見があると思いますが新型フォレスターの売りはやはり従来通り、走破性と安全性の高さです。
この2つを重視されている方も多いかと思います。安全装備は他メーカーも追い付いてきたと言われているもののまだまだスバルが国内で1番の品質です。クルーズコントロールの正確さも随一ですね。
また走破性の高さも魅力であり悪路雪道ではその強さを発揮します。雪道は不安だな~という方にはフォレスターは良い車種でしょう。
まあ車は中身だよな、という方は特に迷う必要はないのではないでしょうか?
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