スバル車はA型~E型というように年次改良ごとにバージョンが進んでいきます。
最近では大体がE型前後まで行くとフルモデルチェンジというサイクルになっています。ただフルモデルチェンジしないまま販売を継続する場合は最後はZ型まで行くと思われます。行ったことはないですが。
エクシーガという車種は「クロスオーバー7」に改名までして中身はエクシーガのまま最後はH型まで行ってしまいました(^_^;) そしてモデル終了です。
で、今回はスバルXVの話ですが実は新型XVにはA型はありません。最初からB型です。
XVにA型が無い理由とは何か?
XVにA型がない理由というのはインプレッサの派生車であることが理由でしょう。
現行車の3代目XVはインプレッサB型がベース車なのでB型から始まっているようです。
さてこのA型とかB型というのはそもそも何なの?ということですが「アプライドモデル」(≒車両型式番号)のことです。
見づらいかもしれませんが二段目にアプライトモデルとありますね。
VM4A555
という暗号のような番号がアプライトモデルです。それで赤字で示した4番目の文字がA型のAです。
※アプライトモデルはエンジンルームか助手席側ドアを開けた場所に貼ってあるシールやプレートに記載されています。
ですからよくスバル車でA型とかD型とか言っていますがその根拠というか元はここから来ています。この4番目にAと書いてあるからA型です。
そして2017年モデルの新型XVの場合はアプライトモデルの4番目の文字はBとなっている筈です。ですから最初のモデルだから必ずA型という訳じゃないんですね。これは意外です。
XVの場合はインプレッサが元の車なのでインプレッサのB型ベースだからB型から始まるという説が有力ですね。旧XVも同様でB型から始まっています。
ただインプレッサB型は2017年10月発売、新型XVは2017年5月発売です。
アプライトモデルは調べることができるのか?
アプライトモデルの番号ってどこで調べることができるの?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ただこのアプライトモデルはメーカーのHPにも掲載されていないようです。車体番号でどのモデルかを調べるというようなことも不可能です。メーカーに直接問い合わせるしかありません。
アプライトモデルで分かることは何型であるかということだけ。年式等は車検証に載ってあるので問題ないでしょう。
アプライトモデルが必要なケース
これはほぼ無いと思います。
知らなくても別に困ることはないですし気にも留めたことがない人が多数です。知っているからと言って型番を変えられる訳じゃないですし、ただ単に「俺の車はB型だ」と思うだけです。
唯一関係ありそうなのは取り付けたいパーツが適合するかどうか?ということかなと思います。ただ最近では余りスバル=イジるみたいな感じの方は減っているので社外パーツ取り付けも盛んじゃないと思いますね。うーん。
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